コッパイタリア準々決勝1stlegマッチレビュー

マッチレビュー

完全に支配した前半戦

立ち上がりのアタランタは、強引に縦へ急ぐのではなく、ショートパスを主体に丁寧にパスコースを創出。無理な縦パスを避けることで、ラツィオのカウンターの芽を事前に摘んでいた

守備面でも、相手にシュートを打たせる前に網をかける「窒息プレス」が機能。前半の被シュートをわずか1本に抑え込んだ事実は、パッラディーノアタランタの完成度の高さを示した。

悪夢の「中盤の空白」と7番デレ・バシル

しかし、後半にかけて雲行きが怪しくなった。 中盤で相手に「持ち運ばせる隙」を与えてしまったのが誤算でした。特にラツィオの中盤の7番、デレ・バシル。 彼にボールを運ばれ、前線へ決定的なパスを供給される場面が増加。アタランタのマンツーマン守備が、彼の推進力によって「剥がされる」シーンが散見されるようになった。

ヒエンの釣り出しと失点
最も大きな課題としてヒエンがマルディーニに引き出され、デレバシルがその空いたスペースに走り込み、カバーに入ったコラシナツも対応しきれず失点。中央のバイタルエリアにポッカリと穴が開いたことで生まれた失点でした。マルディーニをそこに起用した意図ががっぽりハマった失点だった。3バックを採用し、基本的にマンツーマンでハメに行くアタランタにとって、これは避けられない宿命とも言える失点パターンだった。相手の偽9番に対して誰がステイし、誰が追うのか。連携の綻びがそのままスコアに直結。

今後の展望:ベルガモでの決着へ

アウェイで2点を奪いきった攻撃陣のパフォーマンスは称賛に値します。

しかし、第2戦に向けての宿題は明確です。

  • 偽9番の受け渡しの徹底。
  • デレ・バシルのような推進力ある選手をどう窒息させるか。

3バックの強みを活かしつつ、いかにして「中央の穴」を埋めるのか。パッラディーノ監督の次なる修正案に注目です。

手応えと悔しさが同居するドロー。しかし、ホームでの決戦に向け、アドバンテージを握っているのは我々アタランタです。

ベルガモで、決勝への切符を掴み取りましょう! Forza Atalanta!

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